Now Loading...

小川記一 小川記一

小川記一 Norikazu Ogawa

新しい信楽焼を探求し続ける日々。

新しい信楽焼を探求し続ける日々。

父の顕三の姿を見て自然と陶芸に道に入る。叔父が経営している(株)菱三陶園で陶工としてのキャリアを積み、顕三の独立後の1993年、(有)小川顕三陶房に加わる。

顕三と同じく信楽の土味の持つ自然な美しさを追求しているが、同時に「信楽焼らしくない信楽焼に挑戦する」ことで、新しい信楽焼の魅力の表現を追求している。おおらかだが、繊細なデザインで「いま」の空気を伝えているのが記一の作風である。

京都寺町のギャラリー直向で2006年から8年間個展を開催している。日本屈指の作家と職人の手で生み出されるが京焼の京都において、ギャラリーからの小川記一の評価は高く、年1度の個展にもかかわらず固定客を着実に増やしている。中には、一流カメラマンをはじめ、定期的に小川記一の作品を買い求めに来る感性が高い外国人のファンも存在する。

小川記一

1965 信楽に生まれる
1988 京都市工業試験場「本科」修了
1989 信楽窯業試験場「小物ロクロ科」修了
㈱菱三陶園入社
1993 父、顕三の独立と共に(株)菱三陶園退社
(有)小川顕三陶房入社
2001 第70回信楽陶器総合展 奨励賞受賞
2006 京都ギャラリー直向個展 以後2015年まで毎年個展
2011 MIHO MUSEUM 公益財団法人 秀明文化財団
第22回 秀明文化基金賞受賞
2013 信楽焼伝統工芸士認定
2014 第82回信楽陶器総合展 京都新聞賞受賞
TOP